いろいろな理由があるのでしょう。

今日はお仕事の土曜日だったので、
さぁちゃんが帰ってきたのは14時過ぎていました。

今年はずっとあまり元気じゃないさぁちゃんは、
午後はのんびりしようかねって、
近くに行ったボクをうりうりしながら言いました。

のんびりバンザイ。
のんびり最高。
一緒にのんびりしましょうよ。





ごろごろしながら、
ドラクエをしていたさぁちゃんは、
読書をしようと言っていたのに、
その気力もないようでした。

好きなことができない時って、
元気じゃない時で。





それでも君を見つめているだけで、
こころが落ち着くなぁと、
さぁちゃんがボクを見ながら言いました。

まぁ、ボクもさぁちゃんがいて、
さぁちゃんを観察しているだけで、
とても楽しいからね。





それでも夕方になったら、
お掃除しますよってさぁちゃんは、
まいほーむに掃除機をかけていて、
その後で、ボクと遊んでくれました。

追いかけっこから逃げて、
ボクは先週いただいた箱にイン。





このままずっと2人だけならよいねと、
ボクを見ながらさぁちゃんは言いましたが、
それは無理なことだって、
ボク以上に、さぁちゃんは知っているはずで。

でも、知っていても、
知らないふりをすることが必要なこともあるのでしょう。





うれしいことがあったのに、
それをまっすぐうれしいって感じることを、
ためらってしまうさぁちゃんを見ていると、
こころの中も、世界も、
とても複雑で、
いろんなことには、
いろいろな理由があるのだろうと思うようになりました。

そういう大切なことを、
ボクはさぁちゃんにずっと教わっています。
ボクだけではわからないことがあって、
それと同じくらいに、
さぁちゃんだけでは気がつけないことがあるのです。


そんなボクのまいにち。
明日が楽しい一日でありますように。


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