愚問だと思います。

昨日の夜、
何度も何度もさぁちゃんは目を覚まして、
なんだかボクも落ち着かなかったです。

案の定、今朝はベッドから出てくるのが遅く、
ボクはすっかり待ちくたびれていました。

大丈夫ー？
遊べますかー？？





まぁ、大丈夫って言ってから、
掃除機をかけたさぁちゃんは、
お昼近くにお買い物にでかけて、
やっとこさ新しいカシャブンを買って帰ってきてくれました。

お待たせしましたーって、
カシャブンをぶんぶんしていただき、
ボクは大興奮。

ろっくおーん。





やっぱり新しいと動きがよいのか、
くいつきが違うねーって、
さぁちゃんが笑っていました。

どっりゃーー！！





たくさんジャンプしまして、
つっかれたーって満足していたところ、
さぁちゃんのお昼ごはんが始まりましたので、
監督に駆けつけてあげました。

さぁちゃんってば、
体重が減っちゃったのですもん。

きちんと食べなさいって言いましたら、
どうしてソフトタッチするのー？
ふっわふわで気持ちよいけどって、
さぁちゃんがむふむふ言いました。

どうしてって、愚問ですね。





そのあと1時間くらい、
腕が疲れてくるまでさぁちゃんはピアノを弾いていました。
やっぱり肘を痛めて回復してからというもの、
鍛えられたせいか、
明らかに指の動かしやすさが違うんですって。

疲れたけど、
いいかげん発送作業をしなくっちゃって、
さぁちゃんがお仕事を始めたので、
ボクもはりきってお手伝いをしてあげることにしました。

ちょーいちょい。





あー、ありがとうねーって、
時々さぁちゃんはうれしそうにお礼を言ってくれるので、
ボクはますますお手伝いを頑張ることにしました。

ねぇ、一応すれ違いのないように聞くけれど、
これは決してお邪魔じゃなくって、
お手伝いなんだよね？って、
書きものをしながらさぁちゃんが言いましたから、
まーた、愚問ですねぇって、
ボクはお返事しました。





私の愛も重いと思うけれども、
みーたんの愛情も凄まじいわと笑ってから、
ありがとうって、
さぁちゃんがぶっちゅーっとちゅぅしてきました。

どうしてさぁちゃんは、
わかりきったことを質問するのですかーって聞いてみましたら、
だって何事も、
確かなことなどないでしょ？と、
さぁちゃんがぽつりと言いました。


そんなボクのまいにち。
好きならずっとそばにいて、
触っていたいものです。


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